40歳になっても活躍を続けるミランのズラタン・イブラヒモヴィッチ。

フィオレンティーナ戦では2ゴールを決めて、セリエAで1試合2ゴールを記録した最年長選手になった。また、2000年代の欧州5大リーグで初めて1試合2ゴールを決めた40代選手にもなった(40歳と48日)。

そんなイブラだが、先日のスペイン代表戦では相手DFセサル・アスピリクエタに強烈なタックルを敢行。その結果、W杯プレーオフ第1戦を欠場することに。

そうしたなか、『Guardian』のインタビューで、本人があのタックルを説明した。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ

「先日の代表戦で俺はタックルをした。あれはわざとやった。

それを言うのは恥ずかしくない、ヤツは俺の選手(スウェーデンの若手)にバカなことをやったからね。

俺の選手にでけぇ面をした。バカなことだったが、ヤツにそれを分からせるためにやった。

『そんなクソみたいなことはするな。俺にそれをやる度胸はねぇだろ。ただ、俺にやったら、どうなるかを見せてやる』ってね。だからやったんだ」

「(試合後にアスピリクエタは何か言ったか)

ヤツに何が言える?俺には言わないだろうが、俺の選手には言うだろう。(若手は)いいやつすぎるので、何もやらないだろう。

俺がやったのはいいことではなかった。だが、それでもやる。

それが俺だ。それを言うことを恥じていない」

「プレーオフを逃すためではない。

(地面に)倒れている人間をバカにするなということを分からせるためだ。

話せない犬を攻撃するな。何かができる人間をやれ。

20歳のナイスガイである俺のチームメイトをいじめるなんてのは楽勝にできることだ。

ヤツがそれを理解してくれればいいね」

アスピリクエタがスウェーデンの若手選手に対してやったことへの報復であり、弱い者いじめはするなという意味でのタックルだったようだ。

【動画】報復だった…イブラヒモヴィッチ、問題の恐怖タックルシーン

ちなみに、あの試合でプレーしたなかで最も若いスウェーデン代表選手は、21歳のデヤン・クルセフスキ。

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