2003年からチェルシーのオーナーを務めるロシア人の億万長者ロマン・アブラモヴィッチ氏。

『Reuters』によれば、55歳の同氏がポルトガルの市民権を取得したとのこと。アブラモヴィッチ氏はすでにロシアとイスラエルのパスポートも保有している。

この市民権取得は中世の異端審問の際にイベリア半島から追放されたセファルディ系ユダヤ人の子孫たちに帰化を認めるポルトガルの法律に基づくもの。その法律が成立した2015年以降、数千人のセファルディ系ユダヤ人がポルトガル国籍を取得している(専門家による審査を受ける必要あり)。

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アブラモヴィッチ氏は、ドイツのハンブルクにあるポルトガルのセファルディ系ユダヤ人の遺産を讃えるプロジェクトに寄付したこともあるそう。

アブラモヴィッチというのはアシュケナジム・ユダヤ系の一般的な名前だが、ロシアにおけるセファルディ系ユダヤ人の歴史はほとんど知られていないという。

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