アンフィールドで行われたFAカップ3回戦、リヴァプール対シュルーズベリー・タウン。
リヴァプールが4-1で勝利した一戦では、フィルヒル・ファンダイクが神対応で相手チームを感激させた。試合後にロッカールームを訪れて労を労うと、ゴールを決めた選手にユニフォームをプレゼントしたのだ。
一方で、一部シュルーズベリーファンの行動が問題になっており、クラブは以下のような声明を出した。
シュルーズベリー・タウン
「ごく少数の我がサポーターによる卑劣かつ攻撃的なチャントと行動がSNS上で報告されていることを知り、クラブは嫌悪感を覚えるとともに愕然としている。
これらの人間はいかなる形でも我がクラブを代表するものではない。我々は警察当局と連携し、当事者を特定するつもりだ。
特定するための情報を持っている方はクラブまで内密に連絡してほしい」
問題視されているのは、「Fuck the 96」という歌詞のチャント。これは、1989年のリヴァプール対ノッティンガム・フォレスト戦で96人が亡くなった「ヒルズボロの悲劇」を揶揄するもの。
Have a word. If this is your mate… tell them to fuck off to Telford https://t.co/GbdyeKFy8T
— Salop Supporters (@Salopsbluearmy) January 9, 2022
これを知ったシュルーズベリーGKも自軍ファンの愚行に怒りを露わにしていた。
ハリー・バーゴイン(シュルーズベリー・タウンGK)
「このシュルーズベリーファンたちは自分たちを恥じるべきだ。
今日のリヴァプールは僕らにリスペクトだけを見せてくれた。
ショックだ、全くもってショックだ!我がチームはこいつらを永久追放しろ!」