EURO2000のグループステージはグループAに所属し、ポルトガル、ドイツ、ルーマニアと対戦。初戦のポルトガル戦を2-3で落とし、2戦目のドイツには勝利するも3戦目のルーマニアに敗戦。衝撃のグループステージ敗退となった。
予選から10番を付けることもあったオーウェンは、本大会でも10番を背負う。A代表の大舞台でナンバー10を付けたのはEURO2000が初であった。
90年代のベッカムはまさにブロンドの貴公子というルックス。EURO2000本大会ではほぼ坊主に髪型を変えたため、若き日の貴公子っぷりはこのユニフォーム当時が最後である。
EURO2000のグループステージ敗退という負の記憶も残る1999モデル。
だが白と紺のシンプルな色使いに、やや光沢のある生地と美しきシャドーのボーダー柄。そして控え目な色使いながらも存在感ある袖のUMBROダブルダイヤモンド・ロゴなど、ユニフォームそのものは歴代屈指の好デザインである。
そんな99モデルの新品デッドストックを、Qolyが展開するヴィンテージ・ショップ「Qoly × LFB Vintage」で入手可能となっている。