ラルフ・ラングニック監督が就任してから1ヶ月半が経過したマンチェスター・ユナイテッド。

しかしここまで劇的な改善には至っておらず、3日のウォルヴァーハンプトン戦ではホームで0-1と敗北してしまった。

また、現在GKディーン・ヘンダーソンが退団したいという要求をクラブに送っているということも伝えられており、この移籍マーケットでも大きな動きがあると予測される。

『Betfair』でコメンテーターを務めているマンチェスター・ユナイテッドOBのディミータル・ベルバトフ氏は、古巣を評して以下のように語ったという。

ディミータル・ベルバトフ

「ディーン・ヘンダーソンが移籍希望を提出したのを聞いて、驚くことはなかったよ。そうだろうと思っていた。

ファン・デ・ベークとマルシャルも同じだ。彼らはプレーしていないのだから、幸せではないことは明らかだ。サッカーを愛している限り、移籍するべきだ。

ヘンダーソンはプレーするために買われた選手だ。デ・ヘアは困難な時期を過ごしていたからね。

そして補強は選手を活性化させることができる。最高の状態ではなかった選手が、いきなり競争に晒され、自分自身を高めなければならなくなった。それがデ・ヘアに起こったことだ。

ヘンダーソンにとっては悪いニュースだった。彼が去りたい理由は完全に想像できるものだよ。

私の意見では、マンチェスター・ユナイテッドはまだ多くの改善が必要だ。まだラルフ・ラングニックにも確信を持っていない。

彼はマンチェスター・ユナイテッドやバルセロナ、バイエルンなど、世界のサッカーで本当に大きなクラブを率いたことがない。

その業績や、ユルゲン・クロップやトーマス・トゥヘルがリスペクトしているということは事実だが、ラングニックにとってもこれは最大の課題だ。大きなクラブで成功する方法を知ることがね。

クラブの中で少し不満を持っている選手がいるという話を聞いた。

私はドイツで5年間プレーしていたことがある。新しいメソッドやトレーニングに慣れるにも、新しい監督の戦術を理解するのも時間がかかる。そして、ときに練習は退屈なものになるだろう。

そのようなことが少し不幸を引き起こすことがある。それに加えて良くないパフォーマンスが重なると、こういう状況になるよ。

しかしながら、クロップやトゥヘルがやったことを考えればね。少し時間を与えれば、マンチェスター・ユナイテッドとラングニックでも同じことが起こるかもしれない」

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ドイツでプレーした経験を持っているベルバトフは、ラルフ・ラングニック監督の練習が退屈に感じられることもあるのではないか…と感じているようだ。

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