かつてアーセナルで長く活躍したことで知られている元フランス代表DFローラン・コシェルニ。

今季はフランス・リーグアンのボルドーでプレーしていたものの、先日クラブから追放されたことが明らかになった。

その理由は低迷しているクラブのパフォーマンスだけではなく、ボルドーの経営がかなり深刻な状況になったことが影響していると伝えられている。

『L'Equipe』のインタビューに応えたコシェルニは以下のように話し、突然の通告を受けたことを明らかにした。

ローラン・コシェルニ

「(クラブから追放されたのはいつ?)

月曜日の夕方だ。その日の午後、メフディ・ゼルカンとポール・バイスが追放されたあとのことだ。会長から僕のエージェントに電話があり、そう伝えられた。

火曜日の朝はいつものように練習へ行ったが、誰も僕の方に来る者はいなかった。

それから、午後に会長のジェラール・ロペスとやアドマール・ロペスと会談した。

彼らは『将来に向けての解決策を見出したい。ただ、チームとのトレーニングは続けてもいい』と話していた。

そこでもうチームから必要とされていないことを伝えられた。理由は詳しく聞かされていない。ただ、新しい戦略があることと、誰にとっても素晴らしい解決策をファイナンシャルディレクターとともに見つけ出すという話だけだ。

僕はサッカー選手なので、プレーすることと、キャプテンとしての模範を示すことだけを考えている。

なので、それを厳しく受け止めた。頬を打たれたような感覚だったが、僕は戦士だ。チームが最高の結果を得られるように、トップレベルに留まれるように、クラブを支援するために必要なことに取り組み続ける。