現在深刻な経営危機に陥っているフランス・リーグアンのボルドー。
新型コロナウイルスのパンデミックなどによる影響でアメリカ企業による経営が行き詰まり、昨年夏には元リール会長のジェラール・ロペス氏が新オーナーになっていた。
しかしながらその経営はあまり改善されておらず、成績も20チーム中17位と残留争いに巻き込まれている。
そして今回『L'Equipe』が伝えたところによれば、ボルドーは主将のローラン・コシェルニをはじめとした6選手をチームから除外したとのこと。
その内訳は、コシェルニのほかポール・バイス、メフディ・ゼルカン、ジョッシュ・マジャ、オターヴィオ、サミュエル・カル。
このうち3名はボルドーで最も高い給料を受け取っている選手であるとのことで、パフォーマンスの面以上に財政問題を解決するための手段であるそう。
このままでシーズンを終えた場合、ボルドーはおよそ6000万ユーロ(およそ78.2億円)の赤字を計上することになるという。
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現在ジェラール・ロペス会長は英語圏の潜在的な投資家に連絡を取り、資金の調達を行っているとのことだが…。