今シーズンの開幕前にボルシア・ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドにやってきたジェイドン・サンチョ。移籍金は7300万ポンドに達した。

しかしながら、スタートから出場した23試合での成績は2ゴール0アシスト。ドイツでの活躍とは一転、ピッチでなかなか影響力を発揮できていない状態だ。

【写真】ドイツ時代のジェイドン・サンチョ。まだプレミアリーグで見られないパフォーマンスの数々

『Daily Mail』によれば、ラルフ・ラングニック暫定監督はサンチョについて以下のように話していたとのこと。

ラルフ・ラングニック

「彼は別のリーグにやってきた。そして世界最大のクラブの一つでプレーしている。それはまた、彼の頭の中にある多くのものと関係がある。

18歳の未知のタレントとしてボルシア・ドルトムントに行くこととは全く違う。そこからは上がることしかないからだ。

期待のレベルが違う。マンチェスター・ユナイテッドのようなクラブに高い移籍金でやってくる状況と比較すればね。

誰もが、彼がこのチームで最高の選手の一人になることを期待していた。それはボルシア・ドルトムントでの状況よりも心理的に、感情的に困難なものだ。

しかしこれはまさに、サンチョがここでこれから10年間トッププレーヤーになるために、乗り越えなければならないステップなのだ。

ガイドラインは与えられる。彼に助けの手を差し伸べ、ともに歩き、必要なものを提供できる。それを彼に示せるが、最終的にはサンチョ次第である。

彼の練習を見ていると、セッションの中で最高の選手の1人だ。しかし練習だけではだめだ。試合の前日には『トレーニングでのパフォーマンスをピッチで見せてくれ』と話した。

あのような創造的で攻撃的な選手にとっては、自信がすべてだ。自分がどれだけ凄いのかを自覚し、ファンの前でそれを見せる。

彼はそれを行うことができる能力がある。それは疑いの余地がない。今、我々は彼をドルトムントで見せたようなパフォーマンスが出せる選手に育てなければならない」

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名