ラ・リーガ第23節、バルセロナはアトレティコ・マドリーとの大一番に4-2で勝利した。
開始8分で先制を許すも、新戦力アダマ・トラオレのアシストなどで逆転勝ちを収めている。
『AS』のデータによれば、バルサはヘディングシュートでの得点数が今季のリーガで最も多くなっているという。
バルサのヘディングゴールは9得点で、それに次ぐのがアトレティコとオサスナの7得点。
今季加入した長身FWルーク・デヨングがヘディングで2ゴールを決めているほか、この日はアダマ・トラオレのクロスから173cmのガビがヘディングシュートを決めている。
なお、この日のバルサはガビを左、フェラン・トーレスを中央、アダマ・トラオレを右で起用。中盤はフレンキー・デヨング、ペドリ、セルヒオ・ブスケツで組んだ。
試合後、チャビ監督はこの日の戦いをこう説明している。
チャビ・エルナンデス(バルセロナ監督)
「相手に支配されている時でもよく守れていた。
(ダニ・アウヴェスの退場で)数的不利になっても、連帯感を発揮し、ボックス内で守ったね。
自分たちはリーガ王者よりも優れていたよ。我々は3-4-3や5-3-2で攻めた。
アダマはとても成熟した選手だ。相手と対峙するタイミングとパスを出すタイミングが分かっていて、それを上手く選択できていた。
フィジカル的にはアニマル、ビーストだよ。純然たるウィンガーであり、大きな助けになってくれるだろう。素晴らしい獲得だし、最高のデビューだ。
彼は違いを生み出す。パワーがあり、相手をドリブルで置き去りにする。守備でもソリッドだった。
ガビは偽9番でもプレーできる。ジョルディ・アルバを引っ張りだす偽ウィングとしてもプレー可能。そうすることで中央での優位性を求めていたんだ」
ガビは左ウィンガーというよりも中に入ってくる偽ウィングとしての起用だったようだ。