バイエルン・ミュンヘンとの契約が満了になるニクラス・ジューレの獲得に成功したドルトムント。
『Sky』によれば、チェルシーFWティモ・ヴェルナーの引き抜きも狙っているとのこと。
現時点で具体的な交渉には至っていないものの、今のドルトムントに欠けているものをもたらせる“うってつけ”な選手として熱視線が送られているという。
また、ヴェルナーのアドバイザーであるフォルカー・シュトルト氏は、ジューレのドルトムント移籍にも関わった人物。そのつながりを生かせるかもしれないようだ。
ただ、問題となりうるのが金。ヴェルナーはチェルシーで1600万ユーロ(20億円)ほどの年俸を得ている。一方、ドルトムントはチーム最高給のマルコ・ロイスでも年俸1200万ユーロ(15億円)なので、ヴェルナーは減給を余儀なくされることになるという。
チェルシーはヴェルナーに不満はなく、移籍を積極的に推し進めるつもりはないとか。それでも、交渉自体には喜んで応じる模様。
ただ、ドルトムントはレッドブル・ザルツブルクの20歳FWカリム・アデイェミも狙っており、ヴェルナー獲得が本格化するか否かは彼次第のようだ。
ザルツブルク側は4000万ユーロ(51億円)以上の移籍金を求めているが、ドルトムントは3000万ユーロ(38億円)以上は払いたくないため、まだ両者には開きがあるとのこと。