スポーツ界にも大きな影響を与えているロシアのウクライナ侵攻。チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモヴィッチ氏はクラブ運営から手を引いたが、このほど資産凍結などの制裁を科された。
『Sky Sports』によれば、バークレイズはチェルシーの銀行口座も一時的に凍結したとのこと。また、クラブのクレジットカードも一時的に停止されたという。
そうしたなか、チェルシーの胸スポンサーを務めている「Three」はスポンサー契約を停止し、ユニフォームやスタジアムから同社のロゴを削除するように求めている。
そのため、チェルシーは1983年以来となる胸スポンサーなしのユニフォームでニューカッスル戦を戦う予定。スポンサーロゴの代わりに胸に入るのは一体なにになるのか。
トーマス・トゥヘル監督は「平和へのメッセージはいつでも身に着けることができる。決して間違ったメッセージになってはいけない」と述べており、平和へのメッセージがユニフォームに入る可能性があるようだ。
Chelsea fans chant "Roman Abramovich" before kick-off against Norwich City pic.twitter.com/JMMLwES5gJ
— Football Daily (@footballdaily) March 10, 2022
【動画】現地で批判されたチェルシーサポのアブラモヴィッチ合唱シーン
なお、練習着のスポンサーである『trivago』はチェルシーとの契約を継続する見込み。
また、『The Athletic』によれば、キットサプライヤーのNikeもチェルシーとの契約を続けるようだ。両者は2016年に年間6000万ポンド(91億円)で15年の長期契約を結んでいる。