18日に行われた明治安田生命J1リーグ第5節の横浜F・マリノス対サガン鳥栖。
試合は悪天候のなか0-0の引き分けに終わったが、F・マリノスは大型FWンダウ・ターラが途中出場しJ1デビューを果たした。
ンダウ・ターラは父親がセネガル人で母親が日本人。昨年新潟医療福祉大からマリノスに加入してすぐ町田ゼルビアに貸し出され、今年になって復帰している。
ただF・マリノスのケヴィン・マスカット監督は試合後、この北海道出身の23歳FWに「申し訳ない」と謝罪した。
ケヴィン・マスカット監督(横浜F・マリノス)
「せっかくのデビューがこんなコンディションの日になってしまったのは申し訳ない。本当に苦いデビューになってしまったのかなという部分もあります。
(プレーが?)全力という部分でもそうですし、昨日の練習の中でも良い部分もあったんですが、今日は両チーム審判も含めて本当に難しいコンディションの中で試合をやらなければいけない状況でした」
せっかくのJ1デビューが稀にみる悪天候の試合になってしまったことを終始申し訳なさそうに話していた。
ただンダウ・ターラ自身は「ピッチコンディションがどうであれ自分は点が欲しかった。そこは反省するべきなので、これからもっと試合に絡めるように頑張っていきたいと思います」と前向きに語っている。