エールディビジ第27節、アヤックス対フェイエノールトのトッパーが行われた。
伝統のライバル対決はホームのアヤックスが3-2で逆転勝利。
決勝点を決めたブラジル人FWアントニはヒーローになるも、終了間際に退場になってしまった。遅延行為で2枚目のイエローカードを貰ったのだが、そのシーンが話題になっている(動画10分38秒から)。
相手との接触で痛がる様子を見せたアントニだが、立ち上がるとピッチに戻った。
だが、アヤックスのキャプテンであるドゥシャン・タディッチが「時間稼ぎのためにまだ寝てろよ!」とばかりに彼をピッチ上に引き倒したのだ。
この光景に思わずフェイエのアルネ・スロット監督も笑ってしまっていたが、その直後にアントニは退場宣告。彼もタディッチもまさかのレッドカードに仰天していた。
タディッチは『ESPN』の試合後インタビューで「アントニは痛がっていたので、交代させるために引き倒したんだ。自分がやった行為はおかしかったね。ダニー・マックリーは最高の審判だけど、彼はアントニではなく自分にイエローカードを出すべきだった」と話していたとか。
33歳のセルビア代表であるタディッチは、サウサンプトンで吉田麻也ともプレーした選手。
セインツ時代にはゴールのアドバイスを授けた吉田から抱きつかれたこともある。