昨季バルセロナで大ブレイクを果たした攻撃的MFペドリ。まだ19歳であるが、スペイン代表でも「10番」を与えられている。
ただ、彼はイメージとは違ってバルセロナのアカデミー出身ではなく、ラス・パルマスで育成されていた選手だ。
『Deportes Cuatro』によれば、16歳のころに彼は4つのクラブに売り込まれていたという。
その際にラス・パルマスの監督を務めていたペペ・メル氏は、その才能に惚れ込み、いくつかのクラブに売り込んだそう。
それが、レアル・マドリー、バルセロナ、ベティス、そしてACミランの4つであるとのことだ。
ただペペ・メル氏によれば、レアル・マドリーについては「ブトラゲーニョ氏と交渉したが、ペドリをあまり評価していなかった」のだという。
またベティスも、ペドリがまだ全く実績を持っていない選手だったことを理由に、他の補強を行うことを決めたとのこと。
ACミランにも断られたが、偶然にもペドリが愛するクラブであったバルセロナが関心を持ち、最終的にそこへ行くことになったそうだ。
当時ラス・パルマスが求めていたのは300~400万ユーロ程度だったという。もしほかのクラブに行っていたら…。