すでにカタールワールドカップ出場を決めているイングランド代表。

ウェンブリーで行われたスイスとの親善試合に2-1で逆転勝ちした。この試合のイングランドは後半から選手名が入っていないユニフォームを着用している。

その理由は、アルツハイマー病協会への支援。

認知症にともなう記憶喪失への注意喚起を目的とするもの(お気に入りのサッカー選手の名前も忘れてしまうことに焦点を当てているとのこと)。

英国では90万人が認知症を患っており、サー・ボビー・チャールトンを含めたサッカー界のレジェンドもそこに含まれている。また、サッカーとの認知症との関連も指摘されており、元プロサッカー選手は死因として認知症になる確率が3.5倍高いという調査結果もある。

アルツハイマー病協会のCEOは「選手たちが色々と考えさせられるユニフォームを着ることで、国中のファンたちが認知症とともに生きる現実に目を向けてくれることを期待しています。国中に認知を広め、汚名を削ぎ、誰も認知症との孤独な戦いを強いられないことへの大きなインパクトになることを期待しています」などと話しているそう。

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なお、PKで逆転ゴールを決めたハリー・ケインは代表通算得点が49になり、ボビー・チャールトンと並ぶ歴代2位タイとなった(1位はウェイン・ルーニーの53得点)。

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