スペインの下部リーグで、癌で片腕を失った審判が試合に復帰したとのこと。

『Antena 3』によれば、その人物はダビド・ガルシア・デラ・ロマというサッカー審判。2021年の夏にセグンダB(4部)のレフェリーとして選ばれた直後、滑膜肉腫というまれな癌に侵されていることが発覚したという。

滑膜肉腫は皮下組織や筋肉などの軟部組織から発生する悪性軟部肉腫の一つで、非常に発症頻度が低いものだという。

患者は若年層に多く、四肢を中心として全身に発生する。ダビド・ガルシアは右腕に病変があったとのことで、効果的な治療が確立されていないため、その箇所を切断しなければならなかった。

そして8ヶ月もの間治療を行ってきたが、3月末のCIアミスター対デポルティーバ・レオネサBの試合でついにダビド・ガルシアはピッチに戻ることに成功したという。

【動画】右腕を失いながらもレフェリーとしての活動を続けるダビド・ガルシア

ダビド・ガルシアは「8ヶ月間、試合のことばかり考えていたよ。それがいつ来るか、来るのか来ないのかさえわからなかったからね」と語っていたそうだ。