今シーズンからMLBシカゴ・カブスでプレーする鈴木誠也選手が快音を響かせている。その背番号は憧れていたマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンゼルス)と同じ27番だ。

日本球界では古田敦也さんなど名キャッチャーのイメージがある27番だが、メジャーではジャンカルロ・スタントン(ニューヨーク・ヤンキース)やブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ)らもこの番号を背負っている(ゲレーロ父も27番を着用)。

ということで、サッカー界で27番をつける選手をまとめてみた。

ファビオ・クアッリャレッラ(サンプドリア)

日本代表DF吉田麻也とともにプレーする39歳のレジェンドFW。唯一無二のゴールを決める天才肌の選手であり、2019年には36歳にしてイタリア代表に復帰したことも話題になった。

彼が27番を背負い続けているのには理由がある。同じ年生まれの友人で17歳で事故死したニッコロー・ガッリがボローニャで着けていたため(ボローニャの27番は永久欠番扱い)。

クアッリャレッラは「27番は彼のものだった。僕らはU-18で一緒にプレーしていた。悲劇的な事故の1週間前にも会っていたんだ。だから、自分はどこにいっても、この番号をつけてきた」と話している。