現在本拠地のオールド・トラッフォードを再開発する計画を進めているマンチェスター・ユナイテッド。
これまでの30年でいくつかの改築が行われてきたオールド・トラッフォードであるが、南スタンドは線路に近いことから手つかずになっていた。
112年間使ってきたこのスタジアムを取り壊して新しい本拠地を作る案もあったが、これは非現実的であると考えられており、改築を行う可能性が高いと伝えられている。
【動画】レゴブロックで作り上げられたオールド・トラッフォード
クラブは今回収容人数の拡大、内部構造の近代化を含めたプランを検討するため、建築事務所と経営コンサルタントを招聘したとのこと。
今回選出された建築事務所は「ポピュラス」。2019年にオープンしたトッテナム・ホットスパー・スタジアムを担当した会社だ。
また、経営コンサルタントもレジェンド・インターナショナルで、これもトッテナム・ホットスパーのプランを作った企業である。
マンチェスター・ユナイテッドは今月末からコンサルタント、サポーター諮問委員会の会議をスタートさせ、そこから改築計画を構築していくとのこと。
また、これと同時にトレーニンググラウンドのキャリントンを再開発する計画も始めていくとのことで、男性、女性、アカデミーの3カテゴリーが合同で使える最先端の施設にアップデートするプランがあるそうだ。
クラブがこの再開発計画に費やす予算はおよそ2億ポンド(およそ321.8億円)であるとのこと。