テクニック強国だった日本も今やスピード全盛の時代。伊東純也、浅野拓磨、古橋亨梧、前田大然…かつてこれほど足の速い選手が代表に揃っていた時代はないだろう。

ただ近年の日本のスピードスターといえば何といっても永井謙佑と宮市亮だ。日本サッカーの歴史においても1,2を争うほどの速さであり、世界をも驚かせるほどだった。

彼らは残念ながらこれまで日本代表では活躍できていない。ただ現在もJリーグで奮闘しており、しかもまだその速さは健在だ。

ここでは最近のスピードを見比べてみよう。まずは宮市から。

高校卒業前にアーセナルと契約し、以降は海外のクラブを転々とした宮市。昨夏横浜F・マリノスに加入し、キャリアで初めてJリーグでプレーしている。

彼のサッカー人生はケガとの戦いになっているが、動画を見る限りその名前を世界的に知らしめたスピードは戻ってきているようだ。層が厚いチームのなかで出場機会は限られているがここから挽回となるだろうか。

続いてはFC東京の在籍が6シーズン目になった永井謙佑を見てみよう。

日本代表はワールドカップ本大会でスペインと同組に。厳しい相手だが2012年ロンドン五輪の初戦ではスペインを撃破する番狂わせを起こしている。その立役者となったのが異次元のスピードを持つ永井だった。

永井は先月33歳の誕生日を迎えたが、彼もまたそのスピードはほとんど衰えていないように見える。動画23秒からのシーンは全盛期を思わせるほど速い。

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現在は両者とも主に右サイドでプレーしてるため直接マッチアップする可能性は高くないが、二人がヨーイドンで競争する場面も見てみたいところ。

ちなみに二人の所属チームは今月2日にJ1リーグで対戦している。ただ宮市は先発したものの前半で交代し、永井はベンチスタートから後半投入と、入れ違いとなっている。

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