北海道コンサドーレ札幌に所属するFW中島大嘉。2002年生まれの19歳は、身長188cmと大型ながら猛烈なスプリント力を持つことから“和製ホーラン”としても注目を集めている。
ただ今季の公式戦4ゴールを全て頭で決めているように、彼の武器はやはりヘディングだろう。
16日のJ1リーグFC東京との試合でも、途中出場からFC東京の森重真人、木本恭生という空中戦に強い2枚のセンターバックを凌駕する高さを見せた。
特に圧巻だったのは78分のこの場面だ。
右サイドからのコーナーキックに完全にフリーとなった中島はジャンプ一番強烈なヘディング!(動画3:15~)
シュートは相手GKヤクブ・スウォビィクの超人的な反応に阻まれてしまったが、打点の高さ、ボールを捉えるタイミング、ヘッドの威力とどれも素晴らしいものだった。
ただ87分にはスプリントのほうでもあわやという場面を作った。
FC東京のバックパスを中島が強襲!なんとか先にボールに触れたGKスウォビィクだが、巨漢男にこんなスピードで迫られたら恐怖でしかないだろう。(動画3:50~)
試合は0-0で終わり、中島は「惜しいじゃ意味ない」と決め切れなかったことを悔しがった。
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一方で「昨季は自分はほとんど試合に絡めていなかったので、試合がたくさんあるいまの状況をすごく楽しむことができている」と話しており、充実したシーズンに手応えを感じているようだ。
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