UEFAチャンピオンズリーグ準決勝の2ndレグを戦うマンチェスター・シティとレアル・マドリー。

1stレグはシティが4-3で勝利しているが、2ndレグはレアルのホームで行われる。そうしたなか、アーセン・ヴェンゲル氏は『beINSPORTS』の番組で両チームについてこう述べていた。

アーセン・ヴェンゲル

「(レアルは)標準的なディフェンスを持っている。平均的とは言わないまでもね。そして、並外れたGKがいる。

中盤の選手はフィジカル的にはややピークを過ぎているが、スキルフルで非常に知的な判断力がある。

だからプレッシャーをかいくぐって、インテリジェントなパスを通せる。

ストライカーは2人だ。ひとり(カリム・ベンゼマ)は何でもできてしまう選手であり、サッカーを愛する者が夢見るようなボールタッチをする。

そして、ヴィニシウス・ジュニオールは個人で何かを生み出せる」

「(それでも有利なのは)シティだ。なぜなら、彼らのほうがよりいいチームだからね。

ただ、シティに唯一問題があるとすれば、DFにカイル・ウォーカーがいない場合は脆弱になりえる。

ウォーカーは試合中に何度も戻ってきてスペースを埋める。

ジョアン・カンセロは非常にクイックなので、2人がいる場合は背後へのパスに対処できる。ウォーカーがいないとやや脆弱だ」

ヴェンゲルはウォーカーがいないシティは守備が脆くなりうると指摘していた。

4失点した1stレグでは、ウォーカーは怪我、カンセロが累積警告で出場できず。怪我を抱えていたジョン・ストーンズを右SBとして強行出場させるも、前半途中に交代を強いられた。

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なお、ウォーカーは負傷した4月14日のアトレティコ戦以降プレーしていない。ただ、レアル戦の遠征メンバーとして現地入りしている。

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