岩渕真奈が所属するアーセナル女子は今季の日程を終えた。
女子チャンピオンズリーグでは準々決勝敗退となったが、今後は強化のために男子選手とプレーさせることを目指すようだ。ヨナス・アイデヴァル監督が『The Athletic』に対してこう述べたという。
ヨナス・アイデヴァル(アーセナル女子監督)
「アーセナルの男子アカデミーといい協力関係を築き、練習や紅白戦に参加してもらう必要がある。
そうすれば、CLで対戦するチームよりもフィジカルで速い相手と戦うことができる。
これは世界中のほとんどのチームがそのために全てを捧げるような驚くべきチャンスだ。試合よりも激しいトレーニングができるかを確認する。
(男子との)トレーニングで成功できれば、(女子との)試合では間違いなく成功することになる。
(アーセナル男子アカデミーの監督である)ペア・メルテザッカーと話し合う。
U-15~16はどの選手もそれほどフィジカルが発達していない良い年齢層だ。
我々の女子選手よりも若干スピードはあるだろうが、対戦することは不可能ではない」
現在の女子サッカー界で最強に君臨しているのは、バルセロナ女子。
今季は43試合で208ゴール!!!というすさまじい得点力を見せつけている(42勝1敗)。女子CLでも10試合で計37ゴールを奪っており、アーセナルにも4-1、0-4で圧勝。
岩渕は「初めてバルセロナとやったんですけど、一言で表すと、本当に衝撃的な試合だったというのが全てです。うまいし、強いし、サッカーを知ってるなというか、本当にチームとしての完成度をすごい感じました。衝撃的な試合でした」とその凄さをDAZNのインタビューで語っている。
アーセナル女子はバルサ女子に対抗するためにも、U-16男子とのプレーで強化を図っていくようだ。そのバルサ女子は22日のリヨンとの女子CL決勝を戦う。