先日、アメリカの実業家であるトッド・ベーリー氏が率いるコンソーシアムによる買収が承認されたチェルシー。
ロシアによるウクライナ侵攻の影響により、オリガルヒであるオーナーのロマン・アブラモヴィッチ氏の資産が凍結され、経営危機に陥っていた。
しかし、ようやく来季までに経営権の移譲が行われる可能性が高くなっており、ファンからも安堵の声が聞こえるようになった。
もちろんまだ政府やプレミアリーグからの承認は必要な状況であるが、この42億5000万ポンドとも言われる巨額の買収に青信号が灯っていることは事実だ。
そして今回『Mirror』が伝えたところによれば、ユニフォームの袖に付けられる新しいスポンサーが決定していたという。
現在は左袖に韓国の自動車ブランド「Hyundai」が掲載されているが、それに代わって「WhaleFin」という企業がつくことになるとのこと。
「WhaleFin」はシンガポールを拠点としている「Amber Group」が所有している暗号通貨のブロックチェーン・プラットフォームであるという。
スポンサーフィーについては年間2000万ポンド(およそ31.7億円)ほどになるとのことで、チェルシーにとってはかなりの収入が約束されるという。
しかもこの契約については政府の制裁が発行される前の1月にサインされており、今後の買収の動きに関係なく進められるようだ。
「WhaleFin」はアトレティコ・マドリーのシャツにもロゴを入れており、そのために年間3500万ポンド(およそ55.5億円)を支出している。