今夏チャビ・エルナンデス新監督の下で初めての夏のマーケットを迎えるバルセロナ。

クラブの経済的な状況も踏まえて多くの選手が放出される可能性があり、チームには大幅なオーバーホールが加えられると予想されている。

『AS』によれば、夏のロードマップでチャビ・エルナンデス監督が求めているのは「7つのポジションの補強」だそう。ただし、フレンキー・デ・ヨングが退団した場合はそれが9名に増加するという。

まず、すでに獲得が決まっていると言われるのがアンドレアス・クリステンセン(チェルシー)とフランク・ケシエ(ミラン)。

この二人はフリーエージェントであり移籍金はかからず。前者は年俸500万ユーロ(およそ6.7億円)、後者は600万ユーロ(およそ8億円)となる。

さらにチェルシーから二人、セサル・アスピリクエタとマルコス・アロンソの獲得に向けて交渉を行っているという。

アスピリクエタについては個人的な合意があると伝えられているが、チェルシーとの交渉次第となっている。マルコス・アロンソも同じ状況だそうだ。両サイドバックを強化する存在に。

そして、ウスマヌ・デンベレの去就がどうなるかにかかわらず獲得を狙うのがラフィーニャ(リーズ)。

左利きのウインガーは、リーズが降格した際に2500万ユーロ(およそ33.4億円)のバイアウト条項が活性化されるため、バルセロナはプレミアリーグの状況を監視している。代理人がOBのデコであるというのも交渉に有利なポイントだ。

すでにオファーを出していると言われるのがジュール・クンデ(セビージャ)。移籍金に加えてラングレ、セルジーニョ・デストの譲渡も打診されているとか。

ただクンデはかなり競争が激しいため、プランBとしてナポリのカリドゥ・クリバリにも接触を行っている。

さらにフレンキー・デ・ヨングが退団した場合に備えてリストアップしているのがレアル・ソシエダのMFマルティン・スビメンディだそう。

2025年まで契約を残している上に23歳と若いことからかなりの移籍金を支払わなければならないと考えてられている。

また中盤でチャビ・エルナンデス監督が求めるのはバレンシアのMFカルロス・ソレール。フレンキー・デ・ヨング退団が決まれば、この二人の補強のためにあらゆることをやるという。

【写真】W杯で日本と対戦するスペイン。「歴史上最高のMF」10名

そして、夢の補強としてはロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)。チャビ・エルナンデスのプロジェクトの基礎になる存在で、チームは質的に絶対的な飛躍をもたらすと考えられている。

レヴァンドフスキ本人とは合意しているとされるが、バイエルン側が今のところ放出を拒否している。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい