レアル・マドリーへのフリー移籍が噂されていたものの、PSGとの契約を2025年まで延長したキリアン・エムバペ。
ローマにキャリアを捧げた元イタリア代表フランチェスコ・トッティもレアルから誘われた経験を持つ。『RMC Sport』の番組に出演したトッティはエムバペへの支持を口にしていた。
フランチェスコ・トッティ
「嬉しいよ、あれは心の選択だからね。彼はパリで育った。
レアルを断るのは簡単ではない。20年前、自分もローマに残るためにそうした。
エムバペは若いが、正しい選択をしたよ。ルーツが何よりも大事なんだ。
彼がインテリジェンスな選手であるのと同じように、パリに残る選択をしたことは正しいと思う」
地元ローマ生まれのトッティはレアルからの誘いを断って残留を決断。パリ生まれのエムバペにも自分のルーツを大事にして欲しいと思っているようだ。
ただ、トッティはかつて「もし自分がレアルを選んでいれば、チャンピオンズリーグを3回優勝し、バロンドールを2度獲得していただろう」などと話したこともある。