今季のイタリア・セリエAを制覇することに成功したACミラン。その精神的支柱となったのが40歳のズラタン・イブラヒモヴィッチだった。
ただ彼はシーズン終了とともに手術を受けたことを発表し、左膝の前十字靭帯を再建するためにメスを入れていた。7~8ヶ月もの間離脱しなければならないという。
イブラヒモヴィッチは自身のInstagramで以下のように書き、なんと半年間ほとんど練習もできない状況だったことを明かした。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ
「過去6ヶ月間、オレは左膝の前十字靭帯なしでプレーしていた。6ヶ月間膝が腫れたままだった。
過去6ヶ月間、チームとともに練習できたのは10回だけだった。過去6ヶ月間、20回以上の注射を打ってきた。
過去6ヶ月間、週1回膝に溜まった水を抜いていた。過去6ヶ月間、毎日鎮痛剤を打っていた。
過去6ヶ月間、痛みのためにほとんど寝られなかった。ピッチ内でもピッチ外でも、こんなに苦しんだことはなかった。
オレは何かを不可能から可能にした。仲間や監督とともに王者になることを約束したので、それを実現するという1つの目標しか頭になかった。
今日、オレは新しい前十字靭帯とトロフィーを手に入れた」
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なお、イブラヒモヴィッチの契約は今季限りとなっているが、1年延長のオプションは付随している。
彼はファンに対して「さよならをいう気はない」と宣言していたが、果たして来季に向けた去就はどうなるだろうか…。