2010–11シーズン以来となるセリエA優勝を成し遂げたミラン。

守護神としてチームを支えたのが、フランス代表GKマイク・メニャンだ。ジャンルイージ・ドンナルンマの後釜として加入すると、32試合で17回のクリーンシートを達成するなど大活躍。

ただ、彼は開幕から7試合は手を怪我した状態でプレーを続けていたという。『La Gazzetta dello Sport』のインタビューでこう明かしたそう。

マイク・メニャン(ミランGK)

「受け入れがたかったね。手を負傷したまま7試合にプレーした。

プレーをやめたくなかったし、チームメイトを置き去りにしたくなかったからね。

注射と軟膏でしのいで、練習も試合前日だけにしていた。

その後、代表に行った時に痛みが治まらなくなり、治療が必要だと悟った。

ミランの専門医からは1年間離脱するリスクがあると説明されたよ。

だから、手術を受けることにしたのさ。

でも、出来る限り早く復帰するためにできることは何でもやった。家で何もしないのは性に合わないんだ。

だから、10週間のところを6週間で復帰したよ」

メニャンは開幕から7試合に出場し、チームは6勝1分と最高のスタートを切った。だが、実は手首を怪我したままプレーを続けていたという。

その結果、昨年10月に左手首の手術を受けることになったが、当初の予定よりも1カ月も早く復帰している。

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また、ドンナルンマの後釜として加入したことについては「ジージョの代役になることや彼を忘れさせることが目標ではなかったので、ストレスは全く感じなかった」と話している。

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