ワールドカップ2022に出場が決定しているエクアドル代表。しかし先日から予選でプレーした選手に大きな疑惑がかけられている。

問題となっているのは、予選の8試合でプレーしたエクアドル代表DFバイロン・カスティージョ。

彼は1998年11月10日にエクアドルのヘネラル・ビジャミルで生まれたと登録されている選手だが、「コロンビア人ではないか」という疑惑がかかっている。

それをFIFAに訴えたのはチリサッカー協会。もしバイロン・カスティージョが出場した試合がすべてエクアドルの不戦敗と判定されれば、チリが逆転でワールドカップ出場を決める状況だ。

そして今回『Marca』が伝えたところによれば、バイロン・カスティージョがコロンビア人である証拠として「洗礼証明書と健康登録書」が提出されているとのこと。

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チリサッカー協会の弁護士であるエドゥアルド・カルレッソは火曜日に記者会見を行い、調査の結果この2つの決定的な資料が見つかったと明かした。

この書類によれば、バイロン・カスティージョは1996年12月25日にコロンビアのトゥマコで生まれており、その街の教会で洗礼式を受けたことがわかるという。

また健康登録書もコロンビアの政府による公式文書であるとのことで、バイロン・カスティージョはいまもコロンビアの政府による住民サービスを提供されているとか。

なお、このバイロン・カスティージョの出場資格に関する判決は6月10日に行われるとのこと。そこでエクアドル代表のワールドカップ出場が認められるかどうかが決定されるようだ。

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