先日、14度目となる欧州制覇を成し遂げたレアル・マドリー。
かつてそのレアルでプレーした元ブラジル代表DFシシーニョが驚きの告白をした。『Globo』によれば、13歳の頃から酒浸りだったという。
シシーニョ
「酔った状態でレアルで練習したことがあるかと聞かれれば、ある。
口臭を消すためのコーヒーや入浴剤をよく使ってたよ。
プロサッカー選手という職業柄、(酒を)手に入れるのに金は必要なかった。
レストランなどで誰もが喜んで呑ませてくれたよ。
13歳の時に初めて酒の味を知って以降、やめたことは一度もなかった。
週末になると友達とディスコなんかに出かけていたんだ。
近くに小さなバーがあったんだけど、未成年だったから隠れて年上の人に呑ませてもらったり、親や警察に隠れて呑んでいた。
(ローマ時代に2度目の靭帯断裂を経験した後は)練習終わりに酒を呑み始めた。
14時ごろに帰宅して、朝4時まで呑んでいた。ローマでは呑む度に関係者に見られて、評判が悪くなっていった」
あまりに深刻なアルコール依存症だったために自分で資産管理もできないような状態だったそう(父親と兄妹が管理)。
41歳になったシシーニョはアルコール依存症とその社会的影響を特集したテレビシリーズで自らの体験を明かしたという。