今冬のワールドカップで日本と対戦するスペイン代表。
ルイス・エンリケ監督はGKに足元のプレーも求めており、マンチェスター・ユナイテッドのダビド・デヘアは代表から漏れている。
同じように代表から遠ざかっているチェルシーのスペイン人GKケパ・アリサバラガは、『Marca』のインタビューでこんな話をしていた。
ケパ・アリサバラガ
「(トーマス・トゥヘル監督に合わせてチェルシーのGKはスタイルが変わった?)
そうだね。(フランク・ランパード前監督は)あまり凝った試合をしていなかったし、後方からボールを出す必要もなかった。
選手が自由に表現するような感じで、あまり計画性がなく、行ったり来たりでコントロールがあまりない試合をしていた。
トゥヘルのもとではコントロールを取り戻した。
僕らがプレミアリーグでは上位2チームに及ばなかったのは確かだれど、他のトーナメントではとても競争力があった。
(そのスタイルだとより足元の技術が必要になる?)
そうだ。チェルシーのGKは試合にかなり絡むので、警戒心を怠らず、どこにプレッシャーがかかっているのかを知らなければいけない。
より多くの決断を下す必要があるし、チームプレーにおいてとても重要な役割を担っている。
(トゥヘル監督とは良好な関係にありますが、個人的にはどんなことを言われる?)
彼との会話はイージーだよ。彼は選手に対して完全にオープンなんだ。
個人的には彼が僕に抱く愛情や信頼を自覚している。もっとプレーしたいのは間違いないけどね。
彼が他のGK(エドゥアール・メンディ)を選んでいるのは事実だし、僕もそれを目指している。
(デヘアの不在は?彼は苦闘するマンチェスター・ユナイテッドでいいプレーを見せた。彼が代表にいないのは意外だ)
そうかもね…ダビドとルイス・エンリケ監督は、プライベートな会話をして決断を下したと言っている。
デヘアは何年もイングランドでそのレベルを見せつけてきた偉大なGKさ」
チェルシーはランパードからトゥヘルに監督が変わったことで、GKに足元のプレーがより求められるようになったとのこと。