次節の鹿島戦を乗り越えられれば……
上り調子のエースとキングが出色のパフォーマンスで引っ張り、18節終了時点で5位と上位をキープ。横浜FMとのビッグマッチを落としたとはいえ、引き続き上位争いを展開中だ。
次節の相手は2位の鹿島アントラーズ。開幕からゴールを量産する上田綺世とオールラウンダーの鈴木優磨という強力2トップを擁する難敵である。
注視したいのは、キックオフから30分の戦い方。
「J STATS」によると、失点の最も多い時間帯が前半15分~30分ということで、この時間帯をゼロに抑えられるかがカギとなる。前節の横浜FM戦ではこの15分間で3失点しており、修正点は明らか。次節はしっかりと立て直したいところだ。
再びのビッグマッチで勝ち点を奪うことができなければ、上位陣との差が開いてしまう恐れがある。
最低でも勝ち点1は獲得し、上位争いに食らいついていけるか。後半戦は始まったばかりだが、鹿島とのホームゲームはカップ戦の決勝と同じくらい重要な意味合いを持つ。
【関連記事】「ヴァイラー・岩政」体制で“伝統”へ回帰!鹿島アントラーズの強さと懸念
ここを乗り越えれば、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)圏内となる3位以内、そして11年ぶりとなるリーグ優勝も見えてくるだろう。