日本代表のキャプテンである吉田麻也がDAZNの『FOOTBALL TIME』に出演した。

現在はアンダー世代のコーチを務める盟友の内田篤人から、若い世代の選手たちに必要なことを聞かれるとこんな話をしていた。

吉田麻也

「身体作りとか…ヨーロッパに行って、これが足りないとか、激しさが足りないとか気付くじゃん。

それがもう23、24歳になっちゃってる、いまの現状。(そうなると)本当にとんとん拍子で上がっていかないと、トップまで上り詰められない。

でも、ユース世代、U-18までにそこらへんをちゃんと分かっていて、ちゃんと育成年代から体作りをしていってという状況になっておけば、もっと戦術を落とし込むことが若い時に出来る。

日本はそこがすごく遅れていて、古い固定概念がずっと蔓延っているし、食べるものにしても、栄養の摂り方にしても、全然遅れているなあと思うので。そこがまずひとつ。

で、語学。

英語は話しておかないと、絶対。話にならない。

(内田が『分かる』と合意すると)分かる?やっといま分かった?(笑)

もともと(スペイン語ができる久保)建英みたいに最初にそれがあるっていうだけで前進しちゃってる。

(それは語学なのか?コミュニケーション能力なのか?)

コミュニケーション能力だと思う。FWだったら、岡ちゃん(岡崎慎司)みたいにヘイヘイヘイ!でいいから。それでもプレミアリーグを獲れるんだから。

それこそ、僕もちょっと前にキャプテンと大喧嘩したんですけど、ファビオ・クアッリャレッラと。

それも自分が間違ってないっていうことを反論できるかどうかってすごい大事だし、ヨーロッパだとそれでぶわーって言われて、『あぁゴメン、ゴメン』って言ったら(自分のせいにされる)。

でも、自分は絶対悪くないと思ったら、絶対戦わなきゃいけないし、それをやることによって、他の選手が『あいつ、クアッリャレッラに反論してるわ』みたいな、それでリスペクトを得られるっていうのもあるし。

そういうのも大事なので、いまのアンダー世代の子に学んでいってほしいなと」

若い世代からの体作りと語学力を挙げた吉田。サンプドリアでは39歳の重鎮クアッリャレッラと大喧嘩をした際にちゃんと言葉で反論できたことが大きかったとか。

大事なのはコミュニケーション能力としつつ、言い返せる語学力も必要になるということのようだ。

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なお、吉田はサンプからの退団が決まっているが、まだ新天地は未定とのこと。

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