バイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレーナが、今季は「節電での開催」を余儀なくされるようだ。
今年2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻で、各国はエネルギー戦略を変化させなければならない状況にある。
エネルギーをロシアの天然ガスに頼っていたドイツではとくにそれが顕著になっており、大きな影響を受けている。
そして『Bild』が4日に伝えたところによれば、バイエルン・ミュンヘンはアリアンツ・アレーナの照明などにいくつかの制限をかける準備をしているとのこと。
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アリアンツ・アレーナといえばスタジアムの外側を覆っているパネルの照明。バイエルン・ミュンヘンの試合では赤、1860ミュンヘン(現在は使用していない)の試合では青に光るという演出がされていた。
これは昨季まで最大6時間点灯されていたものの、今季からはそれが3時間にまで短縮されるという。
また、天然ガスを使用して行われていた空調についても、ソーラーパネルを利用した電力を中心に変更されるとのことだ。さらに換気や空調についても削減され、施設の使用日以外では冷暖房が停止されるほか、バスルームでもお湯が出なくなるそう。