1860ミュンヘンは、来シーズンからアリアンツ・アレーナをホームスタジアムとして使用することを断念したようだ。

ドイツ『BR』が伝えている。

大迫勇也が所属したことで知られる1860ミュンヘン。

2005年以降、バイエルンと共同でアリアンツ・アレーナをホームスタジアムとして使用してきた。

バイエルンの試合の際、スタジアムの外周は赤くライトアップされるが、1860ミュンヘンのホームゲームではご覧のように青く光るのも有名だ。

さて、アリアンツ・アレーナはUEFAのスタジアムカテゴリーでも最高評価の「4」を獲得し、UEFAチャンピオンズリーグの決勝を開催することができる数少ないそんなスタジアムだが、これまで1860ミュンヘンがホームとして使うには大きすぎるという問題を抱えていた。

実際、『transfermarkt』によれば2016-17シーズンにおける1860ミュンヘンのホーム平均観客数は2万5900人であり、これは同スタジアムのフルキャパシティに対して34%ほどにあたる。

そんな1860ミュンヘンは今季のブンデスリーガ2部で16位に沈み、3部リーグ3位との入れ替え戦へ。

しかしヤーン・レーゲンスブルク相手に2試合合計3-1で敗れ3部降格が決定すると、さらにはライセンス使用料の未払いからアマチュアに相当する4部以下への降格も報じられている。

そうした状況のためクラブは記者会見を開き、新シーズンはアリアンツ・アレーナではなく、グリュンヴァルダー・シュタディオンをホームとして使用する予定であることを発表した。

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