ポルトガル1部リーグのベンフィカは「パリ・サンジェルマンからドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーを獲得した」と公式発表した。
契約については今季限りのシーズンローンで、手数料についてはおよそ250万ユーロに設定されているそう。買い取りオプションは付随していない。
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— SL Benfica (@SLBenfica) September 1, 2022
ユリアン・ドラクスラーは今年28歳。2017年1月に3500万ユーロの移籍金でヴォルフスブルクからパリ・サンジェルマンに加入した選手だ。
それ以降198試合に出場して26ゴール41アシストを記録してきたものの、なかなかレギュラーとして安定した出場機会を得るまでには至らなかった。
そして今夏新たな体制に変わったパリ・サンジェルマンの経営陣からは余剰戦力と見做されており、現金化が検討されてきたという。ニューカッスル・ユナイテッドからオファーを受けていたという報道もあったもののそちらは破談となり、最終的にはベンフィカへ貸し出されることになった。
なお、パリ・サンジェルマンはレイヴァン・クルザワ、イドリサ・グエイの両名もこの移籍マーケット最終日に放出しており、かなりの数の選手を整理することに成功している。
先日から鎌田大地の獲得が噂されてきたベンフィカであるが、ドラクスラーの獲得によって中盤の補強は完了したと見られている。
なお、ベンフィカは他にもこの移籍マーケット最終日にアメリカ代表DFジョン・ブルックスを獲得している。こちらはヴォルフスブルクとの契約が終了していたため、移籍金は発生していない。