ラ・リーガ開幕4連勝を飾った王者レアル・マドリー。
2-1で勝利した第4節ベティス戦では、トニ・クロースがベンチスタートになった。
『Marca』によれば、カルロ・アンチェロッティ監督は試合後にこう述べていたそう。
「試合後にある考えが浮かんでも、その後にトレーニングを見ると少し変わる。
非常に難しいし、ほぼ不可能だ。世界中のどのチームでもプレーできるような選手を外すんだからね。
今日はそれがクロースとフェデ・バルベルデだった。だが、彼らはそれを理解しているし、今のチームはいい調子にある。
バルベルデは20分だけプレーしたが、アシストで決定的な仕事をしてくれた。
大事なのは彼らがプレータイムの長さではなく質だ。
クロースやルカ・モドリッチのような選手を説得するのは難しいことではない。彼らはインテリジェンスがあるし、謙虚だからね。
彼らは自分がプレーしなかったとしても自分たちが重要であることを理解している。彼らをマネージメントするのは、自分のキャリアで最も簡単なことさ」
この日のレアルはモドリッチ、エドゥアルド・カマヴィンガ、オーレリアン・チュアメニを先発起用。バルベルデは後半18分、クロースは後半30分からの投入だった。
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世界的なスター選手を控えにするのは本来難しいことのはずだが、クロースとモドリッチは起用法を理解してくれるので、ベンチスタートになることを説得するのも楽なんだそう。