バルセロナからアトレティコ・マドリーへのローン2年目を迎えているアントワーヌ・グリーズマン。

ただ、今季は全ての試合でプレータイムが30分以下に限られている。バルサは4000万ユーロ(57億円)の買取り義務条項を設定しており、アトレティコはその発効を避けるために出場機会を制限している。

そうしたなか、バルサは4000万ユーロの支払いを求めてアトレティコを告訴する予定だと『ESPN』などが報じた。

バルサ側はローン1年目の昨季に37試合中30試合で45分以上プレーしたことで義務条項が発動すると考えている。一方、アトレティコは1年だけでなく2年目も試合の5割以上で45分以上プレーすることが条件だと主張。両チームの法務部の法的解釈に齟齬があるとのこと。

ただ、アトレティコの広報はバルサからの法的措置の連絡はないとしており、第三者からもそのような可能性がありうると通告されたことはないとしている。

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『Marca』によると、アトレティコはグリーズマンに関するバルサからの苦情に動じておらず、法的根拠のない単なる圧力だと考えているとのこと。

グリーズマンのプレー機会が制限されていることはフランス代表のワールドカップにも影響しうるが…。

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