トーマス・トゥヘル監督が解任されたあと、チェルシーの指揮官に招聘されることになったグレアム・ポッター氏。
ブライトン&ホーヴ・アルビオンを3シーズン率いて結果を残し、昨季は9位とクラブの歴史上最高の成績を記録。さらに今季はビッグクラブの間に割って入るほどの活躍を見せており、その手腕が認められての就任となった。
『ESPN』によれば、ポッター監督は古巣となったブライトンの関係者やファンに向けて以下のような書簡を公開したそう。
グレアム・ポッター
「私は理解している。一部の人々にとって、サッカー界で起こる突然の変化は受け入れがたいものだということを。
ブライトンを離れるのを許してくれと説得することはできないかもしれない。しかしこの機会に感謝を伝えたい。
みなさんが理解してくれることを望んでいる。キャリアのこの段階で、私はチャンスを掴まなければならないと感じていた。
ブライトンでの経験で、私はよりよい人間、より良い監督になったと感じている。チームの選択や決定が全て完璧だったわけではないが、クラブは私がミスを犯す余地を与えてくれた。その環境を作ってくれた。そこから改善していった。
私は常に誠実に行動し、いい人であるように務めてきた。それは私が大切にしている価値であり、ブライトンもそれを知っている。
先週日曜日のレスター戦が最後の試合になった。いい終わり方だったね。その時はそれが最後になるとは思っていなかったが、振り返ればとても素晴らしいものだった。
クラブはとてもポジティブだった。ここ数日は予想外の旋風が吹いていたね」
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ブライトンに感謝を述べたポッター監督。そこで指揮官として成長できた理由は、ミスができる余地が残されている環境があったから…だったそう。