今季フラムに加入し、久しぶりにイングランド・プレミアリーグへと戻ってきた元ブラジル代表MFウィリアン。
かつてチェルシーで活躍したあと、2020年にフリーでアーセナルへと加入。しかしながらほぼ活躍することができず、わずか1年で契約を解除して退団。母国のブラジルに戻り、コリンチャンスへと加入している。
今回『The Athletic』のインタビューでウィリアンは以下のように話し、アーセナルでは新型コロナウイルスの影響で無観客試合になってしまったことが苦戦の原因だったと明かした。
ウィリアン
「(アーセナルを1年で退団したことについて)このようなことをした選手は、自分だけだと思うよ。
他の選手が私のような状況にあれば、契約の最後まで残って、高い給料をもらい続けることを選ぶだろう。
しかし私はそうではなかった。お金は自分にとって最も重要なものではないんだ。私はいい感覚を得なければいけなかった。毎日の練習を高いモチベーションでやりたかった。
だが、それが得られなかったので、アーセナルを離れることに決めたんだ。
アーセナルではファンに会うことができなかった。おそらく私はサポーターの声を感じなければならなかったんだ。それが懐かしくなってしまった。
私だけではなく、世界中の誰にとっても難しい時間だった。ファンなしで新しいクラブに入ってプレーすることは、簡単ではないよ。
アーセナルでの最後の日、ミケル・アルテタ監督と話した。彼が私のためにしてくれたこと、アーセナルに呼んでくれたことについて、私はとても感謝しているんだ。だからただ彼の幸運を祈った。
彼は優れた監督であり、アーセナルのことはとても尊敬している。彼らは上手くやっているし、いい選手もいる。今シーズンは素晴らしいものを成し遂げられるよ」