開幕まで50日ほどに迫ったワールドカップだが、開催国カタールは人権問題が度々指摘されてきた。

『Reuters』によれば、カタールはワールドカップの警備要員として民間人を徴兵したという。

スタジアム警備のために海外から呼び戻された外交官(駐在武官?)も含めて数百人の民間人を強制的に召集したとのこと。

その訓練資料によると、徴集兵たちは、スタジアム警備の列の管理や、アルコールやドラッグ、武器類を発見するためのファンの身体検査などの訓練を受けているようだ。

徴集された人達は「ワールドカップ支援が愛国的義務」であると通達されたそうで、関係者は「大部分の人達はそうしなければいけないのでそこにいる。問題は起こしたくない」と語っている。

カタールでは2014年以降、18~35歳までの男子は「義務的な国家への奉仕」として軍で最低でも4か月間の訓練を受けることになっている。その義務を怠ると、1年の禁固刑と5万カタールリアル(およそ200万円)の罰金を科される。

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カタールの人口は280万人ながら、カタール人は38万人ほど。ワールドカップには120万人ほどが訪れる見込みで、カタールはトルコとの間で機動隊員3000人を派遣してもらう協約を結んでいる。