今夏のマーケット最終日にユヴェントスからリヴァプールへとローン移籍していたブラジル代表MFアルトゥール・メロ。
怪我人続出の中盤にできた穴を埋めるための緊急補強であったが、アルトゥール自身がコンディション不良になり、先日からはトップチームの練習からも外されていたという。
そしてU-21のカテゴリでリーグ戦に出場することを余儀なくされており、もちろんこのインターナショナルマッチウィークでも代表に招集されることはなかった。
かなり苦しい状況にあるアルトゥールであるが、しかしこのインターナショナルマッチウィークで試合がない状況となった際の態度が話題になっているようだ。
ジャーナリストのニール・ジョーンズ氏が報告したところによれば、アルトゥールは休日を返上して練習に取り組んでいたという。
バリー・ルータス
「アルトゥールは1週間の休暇を取ることができたかもしれない状況だった。しかし彼はそれを望んでいなかったんだ。
彼はコンディションを高めたい、健康になりたいと思っている。それは彼のプロフェッショナリズムのレベルを証明しているよ。
彼とともに働くことができるのは本当にいいものだ」
アルトゥールの契約には3750万ユーロ(およそ52.7億円)での買い取り条項が付随しているとされる。中盤戦以降での活躍で、それを行使させるだけの実力を見せつけることができるだろうか?