歯に衣着せぬ発言で物議を醸してきた元イタリア代表アントニオ・カッサーノ。

先日、ローマ時代に同僚だったガブリエル・バティストゥータとマルコ・デルヴェッキオのことが嫌いだったとぶちまけた。

「あの2人にはめちゃくちゃムカついた。特にバティストゥータは練習場でコーヒー代を支払わず、ウェイターに挨拶もしない。あいつは1000万ユーロ(14億円)も稼いでいたのにコーヒー代を請求してたのさ」などとスラング交じりに酷評したのだ。

カッサーノは2010年に出版した自書でも、バティストゥータが嫌いだったと綴っているそう。「あいつは欠点だらけ。ケチで嫉妬深く、批判的。陰口を叩きつつ、前の前ではニコニコしてやがる。俺は鼻持ちならないやつには我慢ならない」などと批判しているとか。

そうしたなか、バティストゥータがカッサーノからの批判に反応。

『La Nazione』で「カッサーノに嫌われるのは、誉められているように思えるね。彼がローマに加入した時、戸惑っているように見えたので、妻と話して自宅に招待したことがあるんだ。で、今の彼がああいう話をしているのを聞くのはとても残念だね。憐れみを感じる。彼はサッカーがくれた人間として成長するチャンスを生かせなかった」と述べたそう。

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バティストゥータは2000年に、カッサーノは2001年にローマに加入している。

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