横浜FCに所属する元日本代表MF中村俊輔が今季限りで現役引退を正式に表明した。
44歳になったレフティはクラブを通じてこのようなメッセージを出した。
「今シーズンをもち現役から退く決断をしました。
幼稚園のときにサッカーボールを蹴り始めてから、40年もの月日が経ちました。
はじめは、楽しいという思いだけで始めたサッカー。
そのサッカーが仕事となり、プロサッカー選手として26年間も過ごすことができました。
長いサッカー人生の中で、幾度となく苦悩や挫折がありましたが、いつも誰かが自分のことを支えてくれ、背中を押してくれました。
一緒に戦ってくれたチームメイト、指導をしてくださった監督・コーチ、ケガの治療やケアをしてくれたドクター・トレーナー、クラブに携わっていただいた方々、そして、いつも熱い応援をしてくださるファン・サポーター、全ての皆様に感謝申し上げます。
本当に多くの支えがあったからこそ、これまでサッカー選手として闘い続けることができました。
26年間多くのご声援、ご協力をいただき誠にありがとうございました。
中村 俊輔」
これまで携わった同僚やスタッフ、そして、支えてくれたサポーターへのメッセージはぐっとくる…。
すでに横浜は来季のJ1昇格を決めており、23日に行われるロアッソ熊本戦が今季最終戦。俊輔にとっても現役ラストマッチになる。