リヴァプールはアンフィールドで行われたマンチェスター・シティ戦に1-0で勝利した。
両チームの意地が激しくぶつかった一戦では、物議を醸す出来事も散見された。シティ側はユルゲン・クロップ監督の試合前発言を問題視しているとも伝えられている。
クロップはシティとペップを讃えつつ、「サッカー界には財政的に好き勝手できるクラブが3つある」とも発言。中東諸国が実質的に保有するシティ、PSG、ニューカッスルの資金力を揶揄した。
シティ側はこれが両チームの緊張状態を煽ったと怒りを覚えているという。また、シティの関係者が、クロップの発言は外国嫌悪に等しいと示唆したとも伝えられている。
『Telegraph』によれば、クロップ監督は発言を誤解されたと反論したという。また、“外国人嫌悪”との主張には法的措置を講じるとのこと。
「(外国人嫌悪だとは)全く感じていない。
私は自分のことを分かっている。私の性格からかけ離れたことで私を叩くことはできない。
言葉が思い出せないが…もし自分がそうなったら嫌悪するね。自分が嫌になるだろう。
私はやや誤解を招くような発言を何度も言ってきた。それは分かっている。
ただ、意図的ではなかったし、『なんてこった、こんな風に解釈されてしまうのか』ということもある。
だが、今回はそうではない。絶対に。
(3クラブへの批判ではなく、彼らは無限の資金力があるという意味だったが)そうは受け止められなかった。
これが人前で話す人間の人生だ。私が誤解されるのは初めてではない。発言した時の自分の考えは分かっている。
誰かが誤解したり、誤解したがったりしたとしても、私がそれを変えることはできない。
自分で注意深くならなければいけないことは分かっているが、いつもそうではないことも分かっている。
私はその時々で答え、自分の思いを話すだけだ。今後もそうしていくつもりだ。
私は実際には人生で重要ではないと思っていることについて話す時に誰かを批判することを目的にしたことは一度もない。
ただ、私はそれについて知っていること、それをどう判断し、どう見ているかを言う」
外国人嫌悪というのは誤解であり、そういった主張には法的措置をとっていく構えのようだ。