20日に開幕を迎えるワールドカップ2022。会場となるカタールに各代表チームが集まり、大会の準備を進めている。
ほとんどのチームはカタールの豪華なホテルを使っているが、『Daily Mail』によればリオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表はなんと「カタール大学の学生用の宿泊施設」を使うというのだ。
もちろん施設の点では劣るものになるが、アルゼンチン代表がそこを選んだ理由は「大学のキャンパスが広いから」であるそうだ。
アルゼンチンといえば、伝統的なバーベキュー。大学内の広い土地を使って、屋外での料理ができる。そのためホテルを使わずに生活するという選択をしたようだ。
伝統的なバーベキュー料理である「アサド」のために、アルゼンチン産の牛肉や専門のシェフが現地に送られており、その準備が進められているという。
アルゼンチンサッカー協会
「これは選手やアルゼンチン人にとって非常に重要なことであり、我々の文化の一つなんだ。
彼らがカタールにいる間、まるで家にいるように感じてもらいたい。サッカーに集中しながら、故郷の味を楽しんでもらう。
他のチームはより豪華な宿泊施設を使うことを選択したといえるだろうが、我々は最高の牛肉こそが最高だ。滞在しているホテルの質よりも、ワールドカップで勝つことに集中しているのだ」
豪華なホテルには及ばないものの、カタール大学のキャンパス内には最先端のスポーツ施設やスイミングプール、1万人収容のサッカースタジアムなどが設置されており、もちろんジムも完備されている。