24日、カタールワールドカップ・グループGの初戦でスイスとカメルーンが激突した。

スイスはこれまでの大会同様、チームとしてオーガナイズされたスタイル。一方、2大会ぶりの出場となるカメルーンは、身体能力前提のルーズな距離感が攻守における特徴で、前半はそれがハマり何度かチャンスを作り出した。

しかし後半、カメルーン攻略法を授けられたスイスイレブンは立ち位置を変更し、大きな展開から隙間を突いていく形に変更。

48分、右サイドで抜け出したジェルダン・シャキリの右足クロスをフリーのブレール・エンボロが合わせ、スイスが先制する。カメルーンのヤウンデ出身のエンボロは母国相手のゴールということで喜びを控えた。

カメルーンもエースのエリック・シュポ=モティングを中心に個でスイスゴールに迫ったが、守護神ヤン・ゾマーがゴールを封鎖。カメルーンもインテルの正GKであるアンドレ・オナナがビッグセーブで対抗し、2点目を許さなかった。

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結局スイスが1-0で勝利。カメルーンは2002年の日韓大会から数えてワールドカップ8連敗となった。

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