23日に行われたワールドカップ2022のグループステージ第1節、コスタリカと対戦したスペイン代表のスタメンが大きな話題になったようだ。
ファンに驚きを与えたポイントは、本来ミッドフィルダーを務めるはずのロドリがセンターバックに入ったこと。
SNSでは「ロドリがセンターバックだって?」「それは驚きだよ」「ルイス・エンリケ監督、マジなのか?」という反応があったそう。
ただ、それも一部では予想されていたことであった。セルヒオ・ブスケツとポジションが重なっていることもあり、メディアでは「ロドリはセンターバックへコンバートされる」という報道があった。
それについて、大会前に『Guardian』のインタビューに応えたロドリは以下のように語っていた。
ロドリ
「(センターバックは)マンチェスター・シティで6~7回プレーしたことがあるよ。とてもうまくやれる場所だ。
ピボーテ(アンカー)によく似ているが、オフサイドラインがどこにあるかをよく見ておく必要があるね。
これは僕にとって知らないポジションではない。基本的にはピボーテが本職だけど、練習ではセンターバックもかわるがわるやっている。監督はとにかく多くのポジションをやらせるのが好きだからね。
フェルナンジーニョはかつてシーズンを通してセンターバックをやっていたし、ファビーニョも怪我人が出たときはポジションを下げていたね。
彼らはミッドフィルダーだ。このポジション移行はコンバートの中でも最も簡単なもので、一番理に適っているよ。
(マスケラーノは「ハイプレスのチームでプレーする時、センターバックはボランチと同じスペースを使う」と話していた。『偽4番』が流行る可能性がある?)
完全に同意するね。引いた相手を攻める場合、センターバックがボールを触る場所はほぼピボーテの位置だ。
ただ他にも要素がある。好きなときに上がることはできないし、ポジションを保つ必要も出てくる。
僕にとってセンターバックに最も重要な要素は『すべての行動が明確であること』だ。それが鍵になる。さらに他のものをプラスできれば素晴らしいことだ」
実際にスペイン代表はロドリをセンターバックで起用し、完璧にボールを支配してコスタリカを圧倒。7-0と大量得点で勝利を収めている。
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