2日、カタールワールドカップのグループH最終節で、韓国とポルトガルが対戦した。

ここまで勝点1の韓国はラウンド16進出のために勝利が必要。一方のポルトガルはすでにグループステージ突破を決めており、ターンオーバーで選手を大幅に入れ替えてきた。

韓国の監督はポルトガル人のパウロ・ベント。ワールドカップの舞台で母国と対戦するはずだったが、前のガーナ戦終了直後にレッドカードを受けたため、この試合はスタンド観戦を余儀なくされている。

試合は開始早々の5分、ポルトガルが鮮やかな崩しからリカルド・オルタのゴールで先制。韓国の入りがあまり良くなく、控えメンバー中心のポルトガルのペースで試合は進んだが、27分、イ・ガンインのCKからキム・ヨングォンが決めて韓国が追いつく。結果的にこれが大きかった。

勝利が必要な韓国は後半、攻撃的な選手を次々と投入。引き分けで十分のポルトガルはボールを回しながら時間を使い、守備陣も韓国の猛攻を防ぎ続けた。

しかし後半アディショナルタイム、ポルトガル側のCKからソン・フンミンにボールが渡り、高速カウンターが発動。ポルトガル選手も懸命に戻り、ソン・フンミンを3人で囲んだが、虚を突いた股抜きパスからファン・ヒチャンの逆転弾が生まれた。

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試合はそのまま2-1で終了。もう一つの試合の結果により、韓国が得点差でグループ2位となり、2010年の南アフリカ大会以来となるラウンド16進出を決めている。

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