先日、30名の招集メンバーのなかで21名が年齢詐称のために除外されたカメルーンU-17代表チーム。
それを受けて、改めて全国からU-17代表の追加招集メンバーが選ばれたものの、『BBC』などによればさらに11名の選手がMRI検査で引っかかったとのこと。
これにより、招集した選手の32名が年齢をごまかしている疑いが高いとしてチームから除外されることになった。
さすがにU-17代表監督のジャン・ピエール・フィアラ氏もメンバーの選出に苦しんでおり、12日から始まるU-17ワールドカップの中央アフリカ地域予選に向けて難しい状況になっているようだ。
あの名選手サミュエル・エトーが会長に就任したカメルーンサッカー連盟は、磁気共鳴画像法(MRI)検査による骨年齢の判定を進めている。
長い間年齢詐称の問題によってカメルーンサッカーのイメージが傷つけられているとして、エトー氏は厳格にそれらのテストを行うように命じたのだ。
これは手首のスキャンで骨の構造がどの程度まで形成されているかを判定するもので、ある程度の年齢が判定できるという。
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カメルーンU-17代表チームは12日から中央アフリカサッカー連盟(UNIFFAC)地域でのトーナメントに挑み、コンゴ、チャド、コンゴ民主共和国、中央アフリカ共和国と対戦する予定となっている。
そして上位2チームが4月にアルジェリアで行われるU-17アフリカネーションズカップに挑む予定だが、果たしてカメルーンはまずメンバーが揃うのかどうか…。