「例えば、4年前はGKをブロックできずにベルギーのカウンターで点を獲られてしまったっていうので。
それ以降はどのJリーガーもGKがキャッチしたら、まず妨害して、ちょっとカウンターを止めるっていうのが当たり前になっていって。
見てる側もそれをやらなきゃダメだろうって、当たり前に分かるようになっているっていうのは、これはひとつ、W杯のおかげでみんなのサッカーの知識・理解度が上がったことなんじゃないかなと。これを少しずつ続けていくことが大事だと思います」
「日本が勝ったら嬉しい、負けたら悲しい…そういうファンが増えることもすごい大事なんですよ。
ライト層のファンをこういう大会・イベントで捕まえるっていうのはすごく大事なことで。結局、どのファンも最初はライト層なんでね。
そこから大切なのは、こうなった時に、こういう熱が盛り上がった時に、掘り下げられるかどうかだと思うんですよ、僕は。
だからこそ、日本に帰ってきて、他の選手にもたくさんメディアに出た方がいいという話もしました。
僕自身もいま日本に帰って来てるんですけど(収録当時)、めちゃめちゃテレビにも出ました。なぜかというと、日本の特徴で熱しやすく冷めやすいんですよ。
まだまだ日本は文化としてサッカーが根付いていない分、こういうところで胡坐をかかずにしっかりと裾野を広げる準備をしなきゃいけないという風に思っています。
(一般)メディアやファンの方々にはこうして欲しいっていうよりは、サッカーを色々見て欲しいです。見ることが一番、やることももちろんいいけど、そのどっちかじゃないですかね」
W杯での解説で話題を席巻していた本田にちょっと嫉妬したという吉田。
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ただ、ライト層の人達に興味を持ってもらうことが大事だと感じており、自身も積極的にテレビ出演などしていたようだ。